2023年5月25日木曜日

新聞を読んで 20230525 木

 新聞を読んで 20230525 木

 

映画『アダマン号に乗って』を見て 20230524 水 

「アダマンADAMANT」とはダイヤモンドの芯という意味だそうだ。極めて固い、断固として屈しないという意味もあるとのこと。なるほどと思う。この映画は一般向けというよりは、精神科医向けの映画ではないかと思った。治療が目的である。精神病といってもいろいろタイプがあると思うが、私はこの映画を見て、犯しがたい規律による呪縛の強さを感じる。それだけで判断できないケースもあるだろうが、呪縛、例えば立派すぎる父親とだめな息子との関係のように。息子は父親の規範を絶対と考え、その価値観から抜け出すことなど考えようもない。幻聴による呪縛もそれが原因なのではないかとふと思った。

映画では自己表現できる人を扱うが、黙したままの人もいることを忘れてはならない。

 

監督二コラ・フィリベールNicolas Philibert, 1951--は精神病に特化して映画(全ての些細な事柄1996)を作っているようだ。

パンフレットの中の美学者・伊藤亜紗の評には、部分的ながら、各出演者についての説明がある。映画では字幕と表情と両方を同時に追いかけなければならず、よく理解できないこともあったので、参考になる。

 

 

 

 

東京大空襲証言ビデオ1995~99を都議会が封印してから25年が経過し、当時の証言者と連絡が取れない場合(198人/330人中)があるそうだ。

公開は指定された場所や時期(2024年春、回答者132人中116人分を公開)だけでなく、貸し出しやユーチューブなどで広く自由に見られるようにしてもらいたいものだ。とにかく戦争はひどい。火の海だったそうだ。体育館?の中に入りたいのに中の人が入れず、朝になったら戸口の前に死体の山ができていたという話は文芸春秋で読んだ覚えがある。公開は東京新聞の努力の成果。

 

 

高校生・第3子への給付金、「誰でも通園」や「幼児教育・保育の質向上」(意味不明)、育休給付金増額、「フリーランス支援」(意味不明)などの原資は、消費税より確実な1人500円の追加税金(4人家族なら2000円)や社会保障費の減額のようだ。それより軍事費を削れ!

 

次期衆院選 公明は自民の要望通り東京28区に立候補せず、その代わりに東京では自民候補を推薦せず、東京29区では自民からの推薦も受けない。都議会での自民との協力関係も白紙にする。

自民「勝手な判断」

茂木敏充「公明の28区擁立は認めがたい」としていた。

 

水で爆発するナトリウム冷却の茨城県大洗町の高速炉「常陽」が規制委の審査に適合。

撤退したはずの高速炉の開発や、医療用同位体の製造とのこと。大洗は水戸市の近くではなかったか。

 

東電広報担当「失敗続きの福島1・2号機間のベント用配管の切断工事は、下請けが担当しているのだから、我々がどこまで関与しなければならないのか」とのこと。

規制委が、1号機が地震で倒壊する危険に対する対策工事を急ぐように東電に指示。

 

仙台地裁斉藤充洋裁判長は、女川原発2号機でもし事故が起これば、公務員免責で逃げるつもりか。

原告の住民は原発事故の危険性を立証していないから「判断するまでもない。」「原発の危険はない。」「避難計画の不備による人格権侵害の危険はない。」

宮城県と地元二市町の議会と首長は再稼働に同意済。

 

徳島大が女子中学生14の3回目のファイザー・コロナワクチンによる2日後の死亡の因果関係を認定。

これまで死者2000件中、因果関係を認めたのは2件にすぎず、解剖もしていないことが多い。今回は解剖し、死因は心臓炎症による不整脈とされた。2000人に賠償せよ。

 

中国はプルトニウムの在庫をIAEAに報告していない。

 

泉健太は核廃絶について被爆者の声を紹介するのではなく、自らの言葉で述べよ。

岸田「米の核兵器は日本に不可欠だ」

広島の中国新聞は岸田の核抑止力論を批判するが、群馬の上毛新聞は地元政治家に対してどうか。

 

SSW学校心理相談員の大半(94%)が非正規で、週1時間しか各学校を訪問していないようだ。

 

STOPレイシャルプロファイリングが人種差別による職質の改善を求め、警察庁と国家公安委員会宛の署名活動をChange.orgで行っている。


外国人2000人中、職質を受けた60%、その時不愉快だった70%、

職質理由は「外国人が車を運転するのはおかしい」とのこと。

 

静岡県川勝平太知事が小池百合子に提案「核ゴミ処分は太平洋プレート上で地震・火山のほとんどない南鳥島で。」小池「政府のやること」

 

エルドアンもクルチダルオールも、極右民族主義のオアン(得票率5.2%)も、(不法)移民排除指向。

 

非正規公務員Voicesが、非正規公務員へのハラスメントを調査。当事者の意見発表は、6/3, 7pm—9pm Zoom集会で。

 

尾瀬の歩荷(ぼっか、荷物運搬人)を描く韓国人パク・ヒョクジ監督の映画2021「幸福の速度」を、高崎電気館で上映 5/28, 11am--, 3pm--(パク監督や出演者のトーク), 1650円

 

 


0 件のコメント:

コメントを投稿