新聞を読んで 20230114 土
『シベリア出兵』麻田雅文 中公新書 946円
国家財政の大半を軍事に費やしたが、見返りがないため戦争を止められなかった。日本軍人・軍属戦病死者数3300人。
『増補新版 風よ 鳳仙花の歌をはこべ 関東大震災・朝鮮人虐殺・追悼のメモランダム』ほうせんか ころから 2200円 警察が殺し、死体を焼いて埋め、再び骨を掘り起こし、どこかで処分した。周辺住民の証言。軍や警察の刑事責任は問われなかった。警察は事実を明らかにせよ。
『「キング」の時代 国民大衆雑誌の公共性』佐藤卓己 岩波現代文庫 1936円
大衆雑誌『キング』は1941年に最盛期となり、戦場の英雄譚や戦争グラビアを掲載した。大日本雄弁会講談社1924年創刊、1957年廃刊。
『「特攻」を子どもにどう教えるか』山元研二 高文研 2090円
『外国人まかせ 失われた30年と技能実習生』澤田晃宏 サイゾー 1980円
汚染水海洋放出 全国の漁業者に500億円で反対運動収束か。
福島の若手漁師「おれが吠えたところで政府は強制的に処理水を流すんでしょ」
茨城県ひたちなか市の底引き網漁・根本経子66「これまでうそばかりつかれているので信用はできない」
後藤茂之・経済再生相「学術会議を軍事研究に向かわせるつもりはない。(嘘)第三者委員会は『透明性』のためだ」というのだが、現在「不透明」なのだろうか。第三者の委員を学術会議会長が任命し、学術会議が会員候補者を最終決定するなら、無用の長物ではないか。「透明性」は政府の横やりのための口実でしかない。
女子のスカーフ着用義務はイランとアフガンだけ。
エジプトでは個人の自由。しかし稀な地震後に「地獄に落ちないために改心して」女性自らが被る場合も、女子間の同調圧力もあるらしいが、国家が強要することはない。
師岡カリーマさんより
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