2025年6月1日日曜日

新聞を読んで 20250601 日

 

新聞を読んで 20250601 日

 

 

内田樹さんの「憲法の主体」論に異議あり

 

日本国憲法を起草したのは「日本国民」でもなく、「大日本帝国憲法臣民」でもなく、GHQだということなのだろうが、そうかな。日本国憲法制定時の日本人は、「大日本帝国臣民」ばかりではなかったのではないか。大正デモクラシー時代の国際協調主義(日本国憲法の制定に関わった幣原喜重郎など)、さらに遡って、日本共産党員、無政府主義者(幸徳秋水)、さらに憲法制定民権運動などの蓄積があったから、つまり全く無ではなかったから、日本国憲法が生まれたという面もあったのではないか。その点を内田さんは捨象しているのではないか。

 補足 戦後初代の総理大臣は皇族の東久邇宮稔彦王1945.8.17-45.10.9で、彼はGHQから共産党員を牢屋から出すように言われて降板したという。それに敗戦時の政権当局の多くは裁判1946.5.3-48.11.12で被告の立場になっていた人が多いから、政権どころか自身の潔白の立証で大忙しで、憲法どころの話ではなく、余裕がなかったのではないか。そういう中を幣原喜重郎1945.10.9-46.5.22のような大正デモクラシー時代の国際協調主義者が首相になったのではないかと推測される。

 

自民党は「空襲被害者救済法」(障害者に50万円と被害実態調査)制定に「難色」とのことだが、都議会厚生委は、救済を国に求める意見書提出の陳情を趣旨採択。

 

 

ガザの民衆に対するイスラエルの虐殺への抗議を、「反ユダヤ主義」だとし、抗議行動SNS=言論をチェック・弾圧する米政権と、歩調を合わせて軍事費を増やしたり、(米やイスラエル製の)武器を買うべきか。

 

ヘグセグ米国防長官「共産主義中国がインド太平洋を軍事力で支配しようとしている脅威の危険性・緊急性を抑止し、その戦争に勝利するためには、同盟国・友好国はによる軍事費の確保は、必要であり、義務である。今すぐ決断せよ。」

 

 

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