新聞を読んで 20250624 火
鎌田慧さんより
母親が自身の子を殺すという心痛を揶揄する曽野綾子の神経が分からない。その苦しみをざれ歌*にしてうたい、果てはそれが愛であったとする。そしてそれに与する旧日本軍の残兵たちの神経も分からない。
1979年、旧日本軍は渡嘉敷島に「戦跡碑」を建立し、その碑文に曽野綾子が「集団死」について寄稿した。「この島に於て戦われた激しい戦闘と、島民の死(集団死)の歴史である。そこにあったのは(天皇への)愛であった。」
*「慶良間ケラケラ 阿嘉(あっか)んべ 座間味(ざまみ)やがれ ま渡嘉敷(かしとき)」(曽野綾子『ある神話の背景』)
性懲りのない欧米 NATOがトランプの要望をいれ、軍事費を2035年までにGDP比5%(軍事費3.5%+関連費1.5%)に合意。ただしスペイン(サンチェス首相)は離脱。
共和党のマシー下院議員が「議会の承認(事前協議)のないイラン攻撃は憲法違反」として、議会承認なしの軍事介入を禁じる「戦争権限決議案」を民主党員43人と共同提出。
米軍B2ステルス戦略爆撃機7or6機が、イランのフォルドゥ核施設に、バンカーバスターGBU28を12発。
中部ナタンズとイスファハンの核施設にはトマホーク30発。ナタンズにもGBU28を2発。
ASEAN
・タイ外務省「深刻な懸念。国際法、国連憲章、国際人道法に基づき、あらゆる暴力行為を直ちに停止するよう求める」
・インドネシアのブディ調整相「交渉に戻るよう求める」
・フィリピン外務省「外交の道を選ぶよう求める」
韓国統一相候補に鄭東泳議員を指名。廬武鉉政権で統一相、金正日と面会した。
イラン国会がホルムズ海峡封鎖を求める方針を承認。
2015年、安倍晋三は、石油の長期ストップ=存立危機事態とし、(機雷除去の)軍事力を行使するとした。
東電刈羽原発の再稼働促進(表向きは監督)「運営会議」の構成員10人は、原発関連者(東北電力や地元の推進団体、弁護士、米人元原発規制委員チャールズ・ガスト―)だけ。
都議会選結果 ()内は改選前
保守安泰
都民ファ31(26)+公明19(23)+自民22(30)=72(79)>64(定数127の過半数)
それに国民9、参政3も加わり、84(79)
共産14(19)は痛い。
国民9(0)、れいわ0(0)、参政3(0)は予想外。
トランプの次の目標は、地上部隊派兵によるイランの「体制転覆」か。
米によるイラン攻撃に対する反応
イランに対するかつての植民地主義国のスターマー英首相「米は脅威を緩和するために行動をとった」と擁護。
EUコスタ議長「外交が唯一の手段」
仏バロ外相「懸念」
モディ「対話と外交」
サウジ外務省「緊張緩和」
中国外務省「強く非難。国連憲章、国際法違反」
ロシア「国際法違反」
米イランの核協議を仲介するオマーン外務省「不法な侵略行為」
イスラエルによる対イラン攻撃に関して、
17日、独メルツ首相「勇気あるイスラエルの行動(イラン攻撃)に敬意」
仏マクロン「イスラエルが軍事手段によりイランの体制を転覆しようとする試みは過ち」
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