2020年10月25日日曜日

新聞を読んで 20201025 日

 20201025


 サミュエル・パティ47は「表現の自由」に殉じた(前川喜平、東京新聞、10/25)のだろうか。

 パティがイスラム教徒だったら、授業でイスラム教の教祖を侮辱するような絵を生徒に見せただろうか。


 人種、民族、宗教などから生ずる価値観の相違を無視し、自分の人種、民族、宗教の立場からの価値判断に基づいて、発言することは「自由」と言えるのだろうか。

 「ヘイトする自由」が認められないことが日本でも問題になっているではないか。


 フランスは「他人の生命を危険にさらす」(曖昧)SNSへの投稿を制限する法律を制定するとのことだが、保護者の投稿は、教師への「中傷」だったのか。



 菅義偉の「任命拒否の理由は明かせません」は、萎縮や忖度を加速させる。(中島岳志、『週刊プレイボーイ』11/2)


 核禁条約批准国が49ヵ国になった。ジャマイカ、ナウル10/23

 米は核を実際に使った犯罪者だから、執拗に核禁条約を阻止しようとして圧力をかけているとのことだが、汚い。

 核を実際に使うことのできる人は、米人しかおらず、核は使い道がない。

 米英露仏中は核を放棄せよ。日本は核容認・米追随をやめよ。



 米を介したスーダン・イスラエル国交正常化の背景

・スーダンやエリトリアからイスラエルに不法移民があり、イスラエルはそれを本国に送還したい。

・スーダンには水と農地があり、イスラエルはそれを利用したい。

・スーダンは米の金を入手できる。

・米はスーダン経由のイランからハマスへの武器輸出を阻止でき、トランプの選挙にも有利である。


 米議会は超党派で、トランプ政権に対して、ロシアからトルコへの武器提供に対する対トルコ制裁を求めた。依然とした冷戦思考か。


 名古屋高裁「朝鮮半島にルーツがあるとうかがわれる名前を対象にして弁護士の懲戒請求をしており、これは人種差別思想に基づく。また請求されたこと自体が不名誉で、弁護士の名誉や信用を傷つけた。」

 金竜介弁護士の愛知県の男女に対する損害賠償訴訟。

 最高裁が男女の上告を退け、88万円の支払いを命じた名古屋高裁の判決が確定した。



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