2024年7月5日金曜日

子どもまんなかアクション 2024年7月4日(木) 3-4pm 群馬会館2階

 

子どもまんなかアクション 202474() 3-4pm 群馬会館2

 

 

200人くらいの大勢のSPやその同類が会場のあちこちに分散している。持物検査、金属検査。質疑はなし。残念。(口移しチップの)中曽根康隆や(裏金還流金623万円getの)尾身朝子もビップ席に着席していたらしいが、姿を確認できなかった。ビップ席が会場前方の45列を独占。前橋商工会議所と前橋市との共催とのことだが、加藤鮎子をわざわざ招いたということは、自民党の宣伝がねらいか。

 

小川市長も言うように今日の集会は子どものための施策に向けたほんの最初のステップであった。時間も僅かで各人が十分に話したいことを話せたのだろうか。

 

 

・加藤鮎子・子ども家庭庁大臣 人口減少傾向を「反転できるか」とのことだが、反転などできるはずないのではないか。政府宣伝の華美な修飾語が多い。「切れ目ない支援」「アクション」… そしてそれぞれの施策にきまって金のバラマキ。子育ての主役である労働者保護の精神がない。SNSなどを通じて発信する「こどもまんなか応援サポーター」を募集中とのことだが、まだ1000人しか集まっていないとのこと。また元気21の訪問をかっこつけて「視察」という。他人の話(パネルトーク)をまとめ、それに政府宣伝を加味しながら発表する能力はあるように思えた。

 

・金子昌彦・前橋商工会議所会頭 企業として市への要望がある。「優秀な」人材が不足している。企業経営の面からは、生産性向上や省力化が求められる一方で、労働者の可処分所得が減ると経済が停滞するから、賃上げも求められている。経営を工夫するとともに、行政の支援も求めたい。男性の育児休業取得はまだまだ。啓蒙する必要がある。「我が国」の将来のために。

総じて無難な発言だが、行政に対する要求が前面に出過ぎている印象を受けた。ご本人も商工会議所の目的の一つは行政(市税)への要望だと明言している。

 

・角田加奈子・前橋商工会議所青年部 某トラック改造会社の取締役社長。子育ては母にまかせっきり。中3の娘がいる。学校を通じて親同士の付き合いができた。PTA活動を通じて先生から話を聞く。家庭環境が(以前とは)変わってきている。勉強以外のことも子どもにとっては大事

商工会議所青年部として、地域で子供も参加できるイベントを考えているが、子どもの数が不足してきている。9月に老若男女が参加できる集会を開く。2月に「上州凧揚げ大会」をやった。新潟の三条から「喧嘩凧」が参加した。

企業としては「前橋ロボコン大会」を開催し、我が社はそれを協賛している。それには子どもの部がある。うちはモノづくりの会社である。子どもの頃から人材を育成したい。知り合いの企業が子ども食堂をやっていて、古着も提供している。私はシングルマザーだ。してもらうだけでなく貢献もしたい。

子どもにどうしたらいいのか、まだはっきりと考えが決まっていない印象を受けた。

 

・須永光・前橋青年会議所 「三光」の代表取締役、PTA会長。「…in 前橋」を8月に敷島公園で開催予定。それは花火大会と同時進行だ。合同学園祭、学校給食…。「おにげいトマホーク」を実施。

女性の職人が出てきた。我が社は工場のメンテナンスをしている。お盆で工場が止まったときにやっている。建設業の労働時間の上限が決まったため、売り上げが減り、利益も減った。国のやることだから仕方がないが、経営者には不利。

労働者の余暇時間が増えることは子どもにとっていいことではないか。子どもに対して何をすべきかに関して何を言いたいのか意味不明。

 

・斎藤舞奈・共愛の学生 子ども食堂でボランティア。「広報前橋」を編集。前橋市の「成人の日」の企画に参加。これからも発信を続けていきたい。

 

・小川昌・前橋市長 子供に投資。子供の視点、子どもの意見を聞く。政府もそれを述べている。「子ども基本条例」をつくりたい。子どもの声を聞く方法・仕組みを作りたい。先日のタウンミーティングに2日間で400人が参加したが、今後若者だけのタウンミーティングも開催したい。有識者だけでなく、若者の意見を取り入れたい。学校で勉強以外にも体験活動を増やしていきたい。

 

・司会 フリーアナウンサー 竹下裕理 はきはきしてよく出来た。短時間のパネルトークを、要点を抑えながら簡潔にまとめられた。

 

 

Wikiを読むと、加藤鮎子は自民党内では比較的穏健な印象を受けるが、神道政治連盟に入るなど、父親が靖国史観を批判していただけに、残念な印象を受ける。また憲法9条への自衛隊明記や、緊急事態条項にも賛成している一方で、敵基地攻撃には反対している。そして辺野古建設はやむを得ないとし、朝鮮人徴用工についても政府方針に賛成し、安保法制にも賛成している。残念。また夫婦別姓に賛成するが、同性婚にはかつて2017年は賛成していたが、2021年には反対に転じた。残念。原子力発電は下げるべきとしている。

 

 

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