2025年8月15日金曜日

新聞を読んで 20250815 金

 

新聞を読んで 20250815 金

 

 

ポツダム宣言受諾の日は814日とされているが、伊勢崎ではその翌日の1508分から215分にかけて、焼夷弾による空襲を受けた。「タイムラグ」が理由とされている。

 

しかし伊勢崎では「消火せよ」という国策に抗した責任者の英断で、逃げる方針が事前に確認されていて、死者数を29人と、85日夜から6日未明にかけての前橋空襲の死者数535人と比較して、少なく抑えられた。偉い!国の方針に反する事でも、偉いと評されることもある。

 

また814日から15日未明にかけて、熊谷、小田原も空襲でやられた。

 

9回アフリカ開発会議TICAD開催

 

アメリカだけに依存するのではなく、国連と協力しながら、市場をアフリカや中東に求める動きは歓迎するが、敢えて中国に対抗して「自由で開かれたインド太平洋」などとことさら言う必要はない。

 

百田尚樹・日本保守党代表の時代錯誤認識「戦争責任が日本だけにあると考えるのは正しくない。(=日本には責任はない。)日本が占領した国々に、日本は多くの援助を行った(「援助」ではなく支配上必要だったのでは)。戦争の「罪」は償った。(それではなぜ今でも謝罪を求められるのか)」

 

 

時事通信面接アンケ

 

政党支持率

 

自民 15.7% 腐っても鯛

参政 7.6 初めて二位 憂慮

国民 6.8 まだ?

立民 5.5 対米従属をやめよ

公明 3.7

維新 2.4

共産 1.8 がんばれ!

保守 1.6

れいわ 1.5 落ちた

みらい 0.6

社民 0.5

なし 50.0

 

石破茂の首相

 

続投可 39.9

やめろ 36.9

 

細井和喜蔵(わきぞう)『女工哀史』1925.7は、関東大震災後の亀戸事件のころの女子工場労働者の悲惨さを訴えていた。

 

女工の「としを」が著者の細井に現状を吐露した。細井は28歳の若さで本書刊行の1か月後に夭逝した。

 

としをは女工たちに集会で演説し、食事の改善を求めた。「自分達女工が「ブタ」と言われるのは「ブタ以下のものしか食べていないからだ。人間らしいものを食べて、人間らしく休息を取りたい。」としをは女給も勤めた。

 

戦後の闇市で煙草を売って咎められたとしをは法廷で「子どもを餓死させるくらいなら、泥棒でもいたします。」

 

石田陽子『不屈のひと 物語『女工哀史』』岩波書店 としをの評伝小説

 

 

アフガン難民がイラン国内でイスラエルのスパイを働いていたらしい。アフガンに強制送還。

アフガン暫定政権は、米による在外資産の凍結解除を求めている。

また米はアフガン難民の受け入れを停止した。

「タリバン」とは「神学生」を意味する「ターリブ」の複数形。

 

イスラエルが紛争地帯の南スーダンに高官を派遣した。ガザ人の強制「移送」を打診しているらしい。南スーダンは否定はしているが。またトランプは2月、ガザ人の「移送」先としてソマリアを検討していた。

 

韓国李在明大統領「慰安婦問題はまだ解決されていない。元日本軍慰安婦の名誉と尊厳を回復する。」

 

フィリピンの女性支援団体「リラ・ピリピーナ」も、「日本は謝罪を」「戦争に向かうな」とマニラの女性像があった場所で集会。女性像は2017年末に建立され、それを日本政府が遺憾とし、20184月に、フィリッピン政府が撤去した。たったの4か月で撤去。

 

元慰安婦の子どもエリザベス・アティリヨ69「日本側が過去を省みる姿勢を示すことで(慰安婦だった)母親たちの魂は安らかに眠ることができる。」

元下院議員アーレン・ボロサス「日本政府は責任を果たしていない。仮に元慰安婦全員が死去しても、家族たちは正義の実現を欲している。」

 

日本政府は1956年の「日比賠償協定」で個人請求権を含めて解決済みとする。

 

北丸雄二さんより

 

戦前の米国内の流言「日系人は日本のスパイだ」

カリフォルニア州知事「日系人は米国の価値観や伝統になじもうとも受け入れようともしない。」

カリフォルニア州司法長官「日系人が米国内でまだ破壊活動を行わないのは、攻撃開始の合図を待っているからだ」

ルーズベルト大統領は19422月、「敵性外国人」を令状なしに拘束・収容できる大統領令に署名。

 

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