2025年8月7日木曜日

新聞を読んで 20250807 水

 

新聞を読んで 20250807 水

 

 

石破茂首相と広島県原爆被団協2団体の関係者との話し合いは「言い放し、聞き放し」に終わった。残念。被団協理事長箕牧智之83は、原爆孤児への補償や被爆23世への支援も要請。

 

石破茂首相は、「日本の尊厳と国益を護る会」(代表・青山繁晴参院議員)による、戦後80年首相談話の発出を控える要請や、西村康稔のX「不要。無用の混乱を招く」の発信にめげず、「もう謝罪はしない」とし、近隣諸国に対して好戦的な安倍談話を書き換えてもらいたい。

 

広島で胎内被爆した「韓国原爆被害者協会」の李圭烈会長は、韓国政府に対して、在韓被爆者の人権回復のために日本と外交協議することを求めた。

 

韓国憲法裁判所は2011年、「韓国政府が、在韓被爆者や元従軍慰安婦の賠償請求権問題を放置してきたのは違憲」と指摘した。

 

広島・長崎での朝鮮人被爆者は推計で7万人、うち4万人が死亡。韓国には今年7月の時点で1600人の被爆1世がいる。

 

2003年在外被爆者に日本政府が援護法で手当てを支給開始。

 

広島平和祈念式典参加者の声

 

・イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使「原爆による死者の記憶を受け継ぐ責任を感じている。」

・パレスチナ自治政府フリード・シアム代表「ガザはもう一つの広島である。虐殺を止めるために世界は沈黙せず声を上げるべきだ。」

・イランのペイマン・セアダット駐日大使「大量破壊兵器は廃絶されなければならない。」

 

古賀野々華24は、原爆推進の米国留学中の体験を通して、原爆の被害を訴え、被爆者ドキュメンタリー映画を作成した。

 

倉本芽美22は、被爆者との出会いを通して、学生団体「KNOW NUKES TOKYO」の共同代表として、政治家に核禁条約への参加を求めている。

 

米「国家安全保障公文書館」初公開の米軍資料には、放射線の被害は含まれていないが、「半径5500メートルはきれいに消し去られた。建物の瓦礫さえ残されていない」

 

公明党の斉藤鉄夫代表が、参政党の神谷宗幣による核保有を認めるような発言「核を持たないと言い切るのは良くない」に抗議し、「非常に残念。あり得ない。自殺行為だ。」

 

神谷宗幣の発言「宮城県が水道事業を外資に売った」に関して、村井嘉浩・宮城県知事が公開の意見交換を申し入れたが、神谷は卑劣にもそれを断った。神谷宗幣は正々堂々と議論に応じよ!

 

「武力ではなく対話と理解」を語る人が多い。広島県知事、広島市長、ウルグアイのパコ・マジック34

6の関口千恵璃・佐々木駿「多様性を認め、相手のことを理解しようとすること。相手の考えに寄り添い、思いやりの心で話し合うことができれば、傷つき悲しい思いをする人がいなくなるはずです」

 

 

松井一実・広島市長「軍事費や安全保障、さらには核兵器のあり方は、自分たちの将来に非人道的な結末をもたらし得る課題であることを自覚していただきたい」

自国のことのみに専念する安全保障政策そのものが、国と国との争いを生み出すものとなっていないでしょうか」

「日本政府は核禁条約会議にオブザーバー参加していただきたい」

「在外被爆者を含む被爆者支援策を充実することを強く求めます」

 

核保有論

 

石破茂の持論2023/6「核なき世界が平和になるとは思わない。核戦争なき世界をつくるために核を持つ」

日本保守党島田洋一衆院議員「核廃絶願望は無意味。独自核抑止力の保有を急がねばならない」

参政党塩入清香「核武装は最も安上がり(デマ)で、最も安全を強化する策である」

 

教員試験をグループ化したら受けられなくなる自治体が出て来るのでは。

50/68教委が参加予定。

 

南太平洋フィジーの北北西に位置していたバナバ民族の悲惨な歴史 

天理大の研究者・北口学66が、フィジーで、奇跡的に生き延びた徴用工のカブナレさんに会う。博物館建設計画。

 

リン鉱石の産地で英国の植民地だったバナバ島を日本軍が占領し、バナバ人をバナバ島(現オーシャン島、キリバス領)からタラワ島など3島に強制移住させた。日本軍はバナバ島で労働させた徴用工200人を敗戦時に銃殺。カブナレさんはその生き残り。

戦後は連合軍が嘘をついて、バナバ人をランビ島に移住させ、英国がリン鉱石を掘り尽くした。

 

 

『週刊新潮』で、深沢潮(日本国籍を取得した在日)を「日本人を装って日本を貶め、日本人の差別意識を批判する」と民族差別発言をした高山正之の愛読者は安倍晋三で、百田尚樹も高山を高評価。

 

新潮社は謝罪文をサイトで掲載したが差別に言及せず、「日本も嫌い、日本人も嫌いなら、日本名を使うな」と批判した明日香寿川教授や俳優の水原希子についても言及しない。そして今後の編集内容についてもノーコメ。

 

広島市は「広島市公園条例」を盾に、入場者を身体検査し、平和公園でのプラカードやのぼり旗を「式典の運営に支障をきたす」と禁止。「NO WAR」と書かれた紙も、プラカードでないから持ち込みはできるとしつつ、「掲げるな」と命令。

 

 

 

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