映画『牛久』を見て 20220801 月
石川大我(立民参院議員)を見直した。弁舌も爽やか。民族(難民)差別に対する公正な態度。彼がやろうとしていることは、自民議員には思いもつかないことだ。やはり立民。ここに真価を認める。一方、国会審議中にこの映画に出演している加藤勝信(厚労相、2019.9.11-2020.9.16第4次安倍第2次改造内閣)に、他者(難民)を思いやる気持ちがないことが暴露される。仮放免された人の健康保険、生活保護について即答できないのだ。
同じく国会審議中にこの映画に出演している森まさ子(法相、2019.10.31-2020.9.16第4次安倍第2次改造内閣)は、収容者は母国に帰るべきなのに不法にとどまっていると考え、仮放免者に対する就労禁止は当然だというような口ぶりだったと記憶する(資料未確認)。どうやって生活したらいいのか。また仮放免には高額な保証金(300万円以下)が必要とのこと。
森まさ子法務大臣は、帰れないという事情を知っているくせに母国に帰れと言う。冷淡そのもの。石川大我にそういう苦境に同情するかどうかと問われてやっとそれに頷くくらいのことしかできない。
自殺したい。これが牛久に監禁されている人たちの最後の願いだ。何という非人道的な入管政策か。空虚な空間に期限もなく長期間監禁され、10人くらいによってたかって、後ろ手に手錠をかけられ、首を絞められて拷問され、独居房に入れられ、信書を検閲され、内情を絵に描くと秘密をばらしたとしてリンチを加えられるようだ。そして強度の睡眠薬を飲まされる。絶望するしかない。自殺する手段を奪われているから絶食(ハンガーストライキ)するしかない。
国際会議では初めて避難した国が難民の面倒を見るべきだとされているようだ(資料未確認)。
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