2020年8月16日日曜日

新聞を読んで 20200816

 20200816



 「旧日本軍人が今日の平和と繁栄をもたらした」と安倍も言うし、靖国を訪れる「普通の人」も言う。

 犠牲者を崇めるためにそう思いたいのだろうが、よく考えてみよ。戦争した人が平和と繁栄をもたらしたのだろうか。殺戮と破壊をもたらしたのではないか。

 平和をもたらしているものは、戦争は嫌だ、戦争で死ぬのは嫌だ、9条を改悪してはならないという大勢の国民の声ではないか。



 自民が4閣僚を靖国に送ったらしいが、中国に反発するのなら、靖国参拝など、トランプ流の自己中愛国を打ち出すのではなく、正面から、尖閣や香港などの問題を議論したらどうだ。トランプ流の対立からは、何も建設的なものは生まれない。



 安倍が「積極的平和主義」に初めて言及し、「歴史に向き合う」の表現が初めて消え、反省への言及は、2013年から連続8回なくなった。2020/8/15「戦没者」式辞。


靖国参拝4閣僚2020/8/15


小泉進次郎

萩生田光一

高市早苗

衛藤晟一


 高島修一総裁特別補佐は、安倍の代行・代弁。玉串奉納とのこと。


 尾辻秀久、「みんなで靖国神社を参拝する国会議員の会」会長が、靖国を参拝。


 政府、イベント制限9月以降も継続。


 文在寅、光復節スピーチ


 徴用工問題、「被害者が同意できる解決。人類の普遍的価値と国際法の原則を守る。個人の賠償請求権は消滅していない。」

 「日本による半導体輸出規制は、乗り越えられた。」


 令和天皇、「戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に(一緒にしないでもらいたい)心から追悼の意を表す。」

 空襲、沖縄戦、満州帰還などの民間人被害者、シベリア抑留、中国での三光作戦、細菌戦、生体実験、朝鮮での徴用工、朝鮮人軍人などにも追悼の意を表してもらいたいものだ。


 UAEは経済的観点から以前からイスラエルとの国交樹立を望んでいた。ドバイは金融物流の中心地である。

 バーレーンもイスラエルと経済的交流があり、UAE・イスラエルの国交樹立を評価する声明を出した。



福建省泉州市の漁民と、中国政府の尖閣に対する方針の変更


 今尖閣へ行けば操業免許を剥奪される恐れがあるが、かつて尖閣へ行って百万元(1600万円)いただいたこともある。

 「台湾は中国だ。何で行ってはいけないのだ。」



安倍式辞


 「300万余の同胞の命」の中に、空襲、沖縄戦、満州帰還などの被害者は入っているのか。

 旧日本軍人は「祖国の行く末を案じていた」のか。むしろ当時の日本人の多くは、自己中にはまっていたのではないか。



 文科省には、学校へのスマホの持ち込みを禁止したり容認したりする権限はない。

 学校毎に児童や生徒や保護者と話し合って決めればいい。

 学校教育は自治事務だ。文科省の役割は、科学的知見やデータや好事例などを示して助言するにとどまる。

 前川喜平




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