新聞を読んで 20230827 日
「不逞鮮人」「不逞団」の「不逞」という表現には権力者然とした態度が垣間見える。不逞団の「団」とは労組の事である。政府の方針に反対する者は不逞だった。独立戦争の朝鮮人や、生活向上の政治制度を求める労働者は、政府権力者からみれば「不逞」だった。
当時、農業でも大地主と小作人とで大きな格差があり、企業は労働者が企業外でスピーチをしただけでも首にし、警察は集会や宴会参加予定者を事前に逮捕した。メーデーや出所祝いである。権力に歯向かうなということである。
魚からトリチウムだけが不検出とのことだが、プランクトン→小魚→中魚→大魚への集中食物連鎖→人間までは1日では達しない。その間に海洋放出以外の方法を考えたらどうかと思うが、今の政権にその気はないだろう。そして放射性物質の半減期の多くはとてつもなく人生より長い。
中野晃一市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)が、立民と共産との共闘を訴え、岡田克也はそれに応じるとのことだが、「泉健太の姿勢が壁になって話し合いの入り口にさえ入れない」(小池晃)とのこと。このままだと衆院30選挙区で敗退予想。
米共和党は陰謀論者の巣窟か。共和党大統領候補で支持率3位の実業家ビベック・ラマスワミ38は、FBIや教育省廃止を唱える陰謀論者の米国第一主義者で、トランプを全面的に支持する。
森達也監督映画「福田村事件」9/1公開
大和田茂(共著)『評伝 平澤計七』
・平沢計七は純労働者組合を組織し、労働金庫や生協などの活動をし、1922年の「過激社会運動取締法案」を統一戦線で頓挫させた。
・川合義虎は1922年第一次共産党結党時に入党し、1923年日本共産青年同盟初代委員長、南葛労働協会結成に参加。
9/3夜、川合義虎ら南葛労働会の6人と、9/4までに平沢計七34ら4人の計10人を9/4日夜から9/5日朝にかけて警察署の中庭で習志野騎兵第十三連隊が法的根拠もなく虐殺したが、政府は戒厳令を口実に「必要な措置」として、法廷も開かず闇に葬った。警察は「留置場内で騒ぎ抵抗したから」「革命歌を歌い多数の留置人を扇動したから」虐殺したというが、歌を歌い抵抗すれば法的根拠もなく銃剣で殺していいのか。
「日本国民救援会」が毎年追悼会を開催。1970年、遺族が亀戸の浄真寺に「亀戸事件犠牲者之碑」を建立。
1923年9月7日、「治安維持の勅令」公布
・特定秘密保護法2013年は政府を知ろうとする行為を処罰対象とする。
・共謀罪法2017年は計画段階で処罰する。
高崎市栄町の高崎市タワー美術館で、幕末・明治の浮世絵140点を展示 大人600円、大学・高校生300円 月曜休館 浮世絵は風刺(権力への反抗)である。
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