新聞を読んで 20250419 土
坂井学・国家公安委員長「学術会議の組織運営に第三者が関与するのは「財政民主主義」からの要請。」とのことだが、組織運営と予算とがどうつながるのか。国家公安委員長が学術会議担当というのもおかしい。
遠藤浩二『追跡 公安捜査』毎日新聞出版 1870円
遠藤浩二1982-は毎日の記者。大川原化工機事件。警視庁公安部の私利私欲。捜査員の名前を伏せる習慣。
文芸評論家・黒古一夫79 安中出身、前橋市在住。
在日文学者として、
・金石範99『火山島』済州島4・3事件を扱う。
・金達寿1920-97
・李恢成
沖縄文学として、
『ヤマトを撃つ沖縄文学 大城立裕・又吉栄喜・目取真俊』
師岡カリーマさんより、
大学とは企業のいいように使われない独自の思考力と見識、そして組織が間違った方向に行こうとしたら「それ、ダメでしょう」と言える自信を育む場所だと思う。
中国はすでに東南アジアへシフト貿易総額に占めるASEANの割合
2017年 12.5%
2024年 15.9%
法制審が囲い込み
・村山浩昭 2014年に袴田再審開始を認めた裁判官
・鴨志田祐美 日弁連再審法改正推進室長
・山本剛 犯罪被害者支援弁護士
イージス艦2隻2兆円 中谷元防衛相「妥当なお値段」
石破茂内閣総理大臣が、靖国春大祭に真榊奉納。
組織的な脅迫メール
・兵庫県百条委委員長・奥谷謙一県議に「なたで襲われとけパワハラ野郎」4/2から1分ごとに受信。計1万件。
・百条委委員・丸尾牧県議にも3月末から「お前もとっとと自殺しろよゴミ野郎」
荻野富士夫『検証 治安維持法』平凡社新書 1980円 安田浩一解説 朝日新聞
朝鮮や台湾での弾圧手法を内地にも取り入れた。警官が、張り手、ゲンコツ、竹刀などで「自白」するまで拷問を加えた、
とのことですが、『資料集成 横浜事件と再審裁判 治安維持法との終わりなき闘い』インパクト出版会を見ると、もっとひどい、殺されるようなことをやられたから「自白」しているのです。
治安維持法関連で500人が殺されています。
戦後の冤罪事件はその名残ですね。
戦前も戦後も、警察と裁判所が一体になっていました/います。
また、「新しい戦前」の「戦前」とはどういう意味なのでしょうか。
それは尊皇攘夷。欧米を嫌い、江戸時代の武士の、君主のためなら命も惜しくない、自分の名誉のためなら命をかけても決闘する。それと天皇肇国神話の信仰ではないかと思います。
平沼騏一郎の回顧録を読んでいて、凝り固まった西洋排斥、自画自賛を感じますね。
拷問自白強要の治安維持法
・京大俳句会事件 大学の俳句会が共産主義思想の普及に狂奔しているとされた。
・神戸詩人クラブ事件 詩人の集まりが左翼文化団体の中心指導体とされた。
新潟県議会で自公が刈羽再稼働県民投票案を否決
目先の利益と権力のためなら、15万人の意志などなんとも思わないのですね。
「県民の意志を問う」と言うなら、それこそ県民投票ではないのか。
自民は、民衆は非科学的・非合理的で、専門的知識や冷静さに欠けると、まるで大人が子供を見下すような尊大な態度を曝け出しました。
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